書名:マンガでわかる!マッキンゼー式リーダー論
著者: 赤羽雄二
発行所:宝島社
リーダーの仕事、マネージャーがすべきこととは?
リーダーの仕事=「チームメンバーを活かして、組織として結果を出すこと」
マネージャーがすべきこと=「部下をどうやって活かすかに最大限注力すること」
リーダーシップとは
- 部下、チームにビジョンを示す。
- そのビジョンを達成できる具体的な方針を示す。
- メンバーそれぞれが何をすべきか役割分担を明確にする。
- それぞれにやる気を出させる。
- 無理だろうと思っていた高い目標であっても、なんとか達成できるようにする。
アクティブリスニング
相手が「言いたいことを全部伝え、気持ちを全部はき出した」と感じられるまで話を聞く。
受け身の姿勢ではなく、積極的な姿勢で話を聞くこと。
- 相手の話を遮らずに最後まで聞く。
- 相手に聞いている姿勢が伝わるようにする。
- 真剣に聞き大きくうなずく。
- 相槌をうつ
- 「なるほど!」「そうですか!」「それは知らなかった」「素晴らしい!」といったことを感じたらそのまま声に出す。
- 身を乗り出して聞く。
- メモを取る。
- 疑問点はその場で質問をする。
アウトプットイメージ作成アプローチ
- 上司・リーダーみずからが大まかな構成案を書く。
- 最初から最後まで一通り説明し、取り組んでもらう。
- 頻繁にミーティングを重ね、進捗状況をチェックする。
業績・成長目標合意書
- 上司が部下の成長を加速するため、A4用紙1枚の中に「長所」「成長課題」「業績目標・成長目標」「成長課題への本人の取り組み」「成長課題への上司の支援・コーチング」を書き、本人と合意できるように作成する。
- 3ヶ月・6ヶ月後に白黒つけられる成長目標を伝える。
- 本人と話しながら、成長課題としての取り組み・上司の支援を書き込む。
- 本当の意味で部下の成長にコミットして取り組む。
- 隔週でミーティングし、進捗確認をし、ボトルネックがあれば一緒に解決策を考える。
- 隔週ミーティングのポイント。
- 部下がPDCAを回せるようにフィードバックする。
- ポジティブフィードバックを心がける。
- すぐできることを具合的に助言する。
感想
実際にやってみると、そもそも部下は上司を信頼していないように思った。信頼される上司になるのは簡単ではない。
その他
以下で赤羽さんのセミナーのアーカイブ動画を見ることができます。
https://triplespeed2020bs.peatix.com/
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